
KH6/JR2SEN 2004/9/8〜9
9/5〜9/10 4泊6日で職場のグループでハワイに観光&買い物に行くことになりました。
宿泊先はプライベートビーチのある30階建の高層ホテル「シェラトン・ワイキキ」でQRVには好条件のため、フリータイムに何とか少しでもON
AIRできないかとスケジュールを検討しました。

海外でのQRVはローカル数局が99年のKHO、01年にKH2に行っていますが、当局も参加する予定でしたがCMの都合がつかずNGだった苦い経験があり、めったに海外旅行することも無いためこの機会にどうしてもQRVしたかったのです。
スケジュールの3日目は朝〜夕方までフリータイムのためアウトレットに買い物に行くかマリンスポーツを楽しむ予定ですがこの日ホテルに残りQRVする事を計画しました。
職場でハワイでの無線運用の話をすると、「出国の手荷物検査の時にひっかかる。」「出国の時ならまだしも、ハワイの入国時に無線機を危険物持込とされ入国拒否されたり、仮に入国できた場合には
帰りの手荷物検査のときに引っかかり帰国できなくなる心配がある。」「時節柄止めた方がいい」と口々に言われました。
実は当の本人は言われる前から心配していたことは言うまでもありません。
JARLのホームページ「海外運用について」を見ていたところ、海外での運用する際にはライセンスの英文証明書を持参すると良いという内容を見つけました。翌朝、東海総合通信局へ電話し局免許及び従事者免許の英文証明の発行手続きについて確認しました。この時すでに8/27(金)。
その日の夜、「無線局免許内容証明申請書」と「無線従事者免許証記載事項証明願」を作成し局免・従免・パスポートの写しを添付し、翌朝美濃郵便局にて私設課宛、航空海上課宛に「簡易書留速達」で郵送しました。もちろん返信用封筒には速達分の切手を貼付しました。この時、証明書が出発までに間に合わなければQRVは諦めようと内心決めました。
31日夜、無線機器も整い、アンテナも出来上がり、JA2UHR局にお願いし試験運用を試みました。自宅2階のベランダから伸ばした鮎釣り用釣竿約6m。その釣竿には7mの銅線を沿え先端約1.5mをたれ下げた状態。
無線機IC-706の電源スイッチをONにし周波数を21.280Mhzに設定、TUNEのスイッチを押す。釣竿アンテナの元に設置したアンテナチュナーAH-4からカチカチとチューニング音が2〜3秒しマッチングを完了した。VSWRは1.1でVY FB。
JA2UHR局との交信は回り込み等問題無し。若干変調が深いとの事でMICゲインを調整。他のバンド18、24、28と順次テスト交信するもOKでした。同様にモービルホイップでの21Mhzのテストも行うがこれもまたOK。しかし釣竿が鮎釣り用のグラスロッドのため太くて重く固定に手間がかかるということを実感しました。
9/1 CM終了後、釣具屋に行き渓流釣り用のグラスファイバー製の竿で長尺のものを探す。3軒=5.4mのグラスロッドを1980円で購入。ついでに1.3mのロッドが3〜4本入るベルト付ケースも運搬用に購入しました。
翌9/2 CMベースで昼休みに3階のベランダに釣竿アンテナを仮設しJH2CYU局にお願いし、今度はフルパワーで試験運用をしました。試験運用は7、14、18、21、24、28Mhz 6バンドともフルパワーで回り込み等無し。釣竿を細く軽い物にしたため設営・撤収が楽になりました。その反面、竿が銅線の重みでかなりしなってしまいました。
9/3 スーツケースはHF無線機IC-706にチュナ−2セット、電源、同軸、百均で買った工具等で1/2を占有してしまいました。もっともその他はTシャツ、Gパン、短パン程度なのでかさみませんが、帰りの土産を入れるスペースが無い・・・また、ロッドケースには釣竿とモービルホイップの2種類のアンテナや設置補助用のパイプ数本、結束用のロープ、インシュロック、アース線等を同包しました。
9/4 出発前日の土曜日、無線関係で漏れは無いかチェック。同軸はモービル用の5mを用意したが足りない場合を考慮し1本追加。またAC延長コード、無線機・電源の予備ヒューズ、銅線、フェライトコア数個も追加しました。これで万全?いや肝心の証明書がまだ来ない。やっぱり駄目か?せっかく準備が完了したものの…半分諦め気味・・・
午後、郵便が届いていた。東海総合通信局からの返信用封筒2通発見!間に合ったか?早速中身を確認すると、「無線局の免許内容英文証明書」と「無線従事者免許証記載事項証明書」が入っていました。これで行ける!ほっと一息。
9/5 15:30出発当日集合場所に行く途中、JA2UHR局から携帯に入電。「今21MhzでKH6の局が聞こえる」との情報。これならJSTの9時の他、15時頃もパスがあるということになりチャンスは2回になる。これは心強いFBな情報でした。
名古屋からの出国時の手荷物検査では、「行きにしてはスーツケースが重いが中身は何が入っているのか?」と聞かれ「身の回り品の他、ラジオ・チュナー等の電気製品」と答えたところ破損した場合は保険適用外である旨の念書への署名を求められました。また、「ス
ーツケースは重すぎるためこれ以上物を入れないよう」にと注意され「Heavy」と書かれたタッグを付けられました。
ハワイ到着後、心配していた入国はスムーズにできました。
ホテルは当初東側のビーチに面した22階でしたが、同じグループの25階西側の部屋と代わってもらいました。ベランダには手摺、イス・テーブルもありアンテナはインシュロックで容易に設営することができました。(左:モービルホイップ 右:釣竿アンテナ+AH-4)
予定通り3日目の9/7フリータイムの現地時間の14時。JA2UHR局に21Mhzに運用開始する旨を電話連絡した後に、緊張しながらCQを出しました。が…数回CQを出すが応答が無い。パスが無いのか?
CQを出しながらバンド内をワッチすること10分。やっと1エリアの局から応答がある。QSBがあるもののピーク時59で受信。JAのパケットクラスターに掲載して頂だけることにもなりました。14:26(9:26JST)にJA2UHR局からコールを頂き、続いてJH2QFY局とも交信。21Mhzの他、18、24さらには28Mhzの4バンドでQSOすることができました。その後はクラスターの成果もあってか2時間で約20局と交信できました。
次にCONDXが開きそうな20時過ぎ(15:00JST)にJH2CYU局と14Mhzでのスケジュールを組みました。その日の夕食は郊外に寿司を食べに行っており、その帰りのタクシーの中からJH2CYU局の携帯に電話し30分程遅れる旨連絡しました。
ホテルに着いてQRVしたのが20:45、指定した周波数でJH2CYU局をコール。直ちに応答があり59+で入感したのにはビックリ。18、21でも59+。24、28Mhzの5バンドでQSOできました。その時間帯は1時間で15局と交信することができました。
翌日の同じ時間帯にQRVしましたが、2回ともCONDXが開かず30分のCQ連発にもかかわらずJAは1局、地元KH6の4局と交信できたのみでした。
今回の目的は海外運用がメインではないため、4泊の滞在中、
QRVできた時間は4時間程度でしたが、UHRさん、QFYさん、CYUさんをはじめ延べ40局と交信することができました。はじめての海外運用で大変不安な上、これもまたはじめて「CQ
DX」を出し緊張する中、美濃市のOM各局と交信し久しぶりに興奮すると供に感激を味わうことができ1人で祝杯を挙げたくらいです。
(その時缶ビール3本を空け顔が赤くなっている写真:左上)
ハワイを出国する時のセキュリティはかなり厳しく、連邦政府保安員が検査をするため手荷物等預ける場合スーツケースの施錠はできません。当局のスーツケースは預けた後に開けられ中身を検査されたようで、中に英文で検査をしたという書類が入っていました。(無線機器の上には「無線局と無線従事者免許証の内容英文証明書」のコピーを置いておいたので問題にはならなかったのかも知れません。)
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海外運用にあたりJE2YWY協議会メンバーの方々には資機材の借用・情報提供等サーポート頂きありがとうございました。同行しましたグループの方々には個人的行動にご理解を頂き感謝いたします。また、東海総合通信局のご担当者様には、格別なるご配慮を頂きありがとうございました。この場をお借りしお礼申し上げます。
機会があれば、次は無線目的で海外に行きたいと密か?に考えています。V(^0^)
(ホテルの海側の部屋から見たワイキキビーチ&ダイヤモンドヘッド:右)
呼出符号 KH6/JR2SEN
運用日時(GMT)
2004年9月8日 00:05〜02:20
06:45〜07:45
2004年9月9日 00:30〜01:00
06:30〜07:00
運用周波数 14、18、21、24、28Mhz
運用場所 アメリカ合衆国ハワイ州
オアフ島 ホノルル
「ホテル・シェラトン・ワイキキ」25階No.2561
無線機 ICOM IC-706 出力100W
電源 ALINCO DM-330MV 30A
アンテナ 釣竿ロングワイヤー(l=6m)+ ICOM AH-4
サガ製モービルホイップ+ICOM AT-180
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当局JR2SENは、「和紙」と「うだつ」のまち岐阜県美濃市から、7、10、14、18、21、24、28、50、144、430,1200MhzにQRVしています。
このページをご覧の皆さんといつか、どこかのバンドでお会いできることを楽しみにしています。![]()
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